介護10日目「連れていかないで」

10月29日

深夜から朝方にかけて、
突然、呼吸が荒くなったルナ…
しばらくして、落ち着いたと思ったら…
また、辛そう。。。

その繰り返しでした…。


明け方、ようやく眠りについたルナを確認し、
母と次女も、横になると…

今度は、、、吠え続ける。。。



 

ただ、さすってあげる事しか、、、

ただ、声をかけてあげる事しか、、、

ただ、見守るだけの時間が過ぎていき、

ようやく、眠ったルナでした。





朝が苦手だった次女、


 


毎朝、ルナに御飯を食べさせてくれるようになりました。





迫り来る家族とのその時を・・・

何か、感じてるんじゃぁないだろうかって、

ルナをみてるいると、そう感じます。





ずっと、母を目で追い続けるんです・・・。

母の姿が見えなくなると、吠えて泣くんです・・・。

肺癌のルナ、、、吠える事さえ、辛くて…苦しいはずなのに、、、
それでも、呼ぶのです。



午後13時40分、応診

…いい結果では、ありませんでした。

「生きてるのが…不思議なくらいです…。
顔をあげたり…食べれなくなるのも…時間の問題でしょう。」

「覚悟は、できてます…。」

と、答えた母ですが…


本当は、覚悟なんて出来てる訳ないっ…。

覚悟なんて出来る訳ないっ…。

覚悟・・・って？



こんなにも…
愛おしくて、愛おしくて、しかたがないのに…


 
 
 
ルナを奪わないで…！