あの日のこと…。

シェラが入院してからの事を記録としておきたいと思います。
苦手な方は、スルーにてお願いしますm(_ _)m

4月23日
40度超す高熱で緊急入院
最優先は、熱を下げること…
一時は、41度を超え危険な状態でした…。

上がったり下がったりの高熱に、予断を許さない状態でした。

4月24日
熱はまだ不安定なものの…39度台になる事もあり、
レントゲン検査結果…誤嚥性肺炎の悪化が原因でした。

シェラが、少しでも楽になるようにと…
1週間、集中治療をする事になりました。

4月30日
白く写し出された肺を少しでも回復できるようにと、先生が手を施して下さいましたが…
ほんの少し、改善されたものの…

これ以上は、回復の見込みはないと診断され
この時、シェラに残された時間はないと聞かされました…。

今日かもしれないし、明日かもしれない…。

最後は…苦しむ事になる、楽にさせてあげると言う選択肢もあると言うこと。

もし、その時が自宅で起こった場合…病院にたどり着く前に…と言う事もあり得るという事。

たどり着いたとしても、管で繋がれて…最期の瞬間を待つだけになるという事…。





家で看取る決意について…改めて、現実を目の当たりにしました。


5月1日
お水も飲んでくれず、
ご飯も食べてくれない…。

それでも、少しずつ食べてくれる分だけ、回数を重ねてあげ続けました
。
もう立ち上がることが出来ないから…
胃の中に流し込めるように、すのこを斜めに傾けて…。





5月2日
水分を補給しない為…尿の色が変わってきてました。

脱水症状…です。

水分だけでもと、ペットスエットを口に含ませ
時間をかけて、時間を開けながら
1日の飲水量を目指して与えるようにしました。





5月3日
食欲が戻ってきて、食べてくれた！

でも、一度には与えず
1日に7〜10回にわけて
お水も飲んでくれるようになり、脱水症状も改善されてきました。





この日で、お薬がきれるので病院にお薬を取りに行き、先生の状況報告。
いつまで薬を出すべきなのか…悩んでいたみたい。





5月4日
食欲もあって、少しずつだけど食べてくれた！

大きな体を維持するには、全然足りないけど
食べる力がある事が嬉しかった！


 


5月5日～7日





酸素室から出たがり、這って出て来るようになり





呼吸も安定しています。





苦しい時用に酸素マスクに切り替え、酸素室を取り外すと
穏やかな顔して眠り出した。





この3日間は、
もしかしたら・・・このまま穏やかな時間が続くのではないだろうか。と、
思うほど温かくやさしい時間でした。



5月8日
A.M2:00　嘔吐！
呼吸の荒さはなく、その後は安定し

ご飯も食べてくれました。





5月9日　
嘔吐が…続き、
食べるのを嫌がるようになった。

夕方、ゴボゴボと音を立てながら…苦しそうな様子に
口の中を見ると、喉の辺りに粘液性の嘔吐物…！

体を逆さにし、口の中から出させた。（先生から聞いていた応急処置）

その後…嘔吐物の中に、緑色の液を発見…胆汁かもしれない…。

その後、落ち着いたものの
寝にくそうに、何度も寝返りをうっていて
苦しそうなときの場合にと処方されていた座薬をいれると、
少しして楽そうになり、少し眠りだしました。

PM9:00
嘔吐の気配もないまま…口からよだれのように嘔吐しだした…。

PM10:00
呼吸が、驚くほどゆっくりになってきた。
その様子は、
元気だったあの頃と同じように見えるほどで…だからこそ、逆に不安だった…。

PM11:30
口呼吸をし出した…

PM11:40
瞳から光が消えてきて…
呼吸はゆっくりしてるものの、、、顔の硬直が感じられた…！


穏やかな時間をくれた事、いっぱい頑張ってくれた事、
12年間たくさんの幸せと笑顔をくれた事…

私の娘になってくれた事…

「ありがとう！」「大好きだよ！シェラ！」

何度も何度も伝え続け…

PM11:50
静かに…呼吸を止めていきました…。


本当は、何度も何度も…おいていかないで！と
心の中で叫び続けてました…
でも、
こんなにも頑張ってくれたシェラに、口にする事は出来ませんでした。


シェラが、少しでも苦しくないように、
楽であるようにと試行錯誤の10日間でした。

一喜一憂の毎日でしたが、
本当に穏やかな温かい大切な時間であり、
シェラにしてあげられる事があるという事が、私たち家族の支えであり、希望でした。





今、ここで考えても仕方がないとわかってはいても
もっとやってあげられる事があったはず…と、つい考えてしまいます。





最後の瞬間、本当にあれで良かったのかと
何度も何度も思い出そうとするのですが
思い出そうとするたびに…胸が苦しくなり、何も考えられなくて

そんな自分が、無性に情けなくて
頑張ったシェラに対して恥ずかしい。





でも、シェラにはもう少しだけ大目に見てもらおうと思います





送り出すたびに思います！

こんなにも愛おしいと想える子に出会えることができて、本当に幸せだと



シェラ、大好きだよ








　　　

ご無沙汰しています…。

ご無沙汰しています。

ご心配のライン・コメント、ありがとうございましたm(_ _)m



シェラが旅立ち、最初の月命日も過ぎ
四十九日を迎えようとしています…。

いつもの日常が始まり
いつもと変わらない１日が過ぎていきました。

自分でも驚く程、いつもの毎日を過ごせているように感じていました…
いつもの朝を迎え、日課だったシェラのお見舞いに
行ってしまい…自分で自分が怖くなり、その場で友人に連絡しました…。

友人の「ちゃんと泣けてる？」たったその一言に
大泣きしてしまいました。

知らず知らずのうちに、他の子たちの為にもしっかりしないといけない！と、
思い込んでしまってました。

涙を流すことの大切さを　改めて知りました。

まだまだ涙が枯れる事はありません。

今も、介護していたリビングで寝ています。
不眠が続いていましたが、そこだと眠れるんですよね。
シェラを感じられるからかな

私自身、得心するその日まで。。。





☆コメ欄、閉じていますm(_ _)m









　　　

ありがとうございました・・・。

2019年5月9日　午後11時50 分

最愛の娘シェラが、お空へと旅立って行きました・・・。





シェラに
沢山の応援、本当にありがとうございました！
温かいお言葉に、心から感謝いたします。
本当は、一人一人にお礼を申し上げるべきなのですが、
この場でのお礼になる事、ご報告が遅れました事をお許しください。


今日は・・・初七日です。


シェラは、まだ入院中なのだと・・・
きっと退院して帰ってくるのだと・・・錯覚を起こすこともあります。

まだまだ、現実を受け止めれず
現実逃避する事もあったり・・・

現実と直面し、大声で泣いたり・・・
涙が枯れることはありません。

情緒不安定な日が続いていますが、
ほかの子供たちの為に、前を向かなければ・・・と思ってはいるのですが

この現実を受け止めるには、まだまだ辛すぎます・・・。





パピーの頃から、ずっといい子で
私を困らせたことなど、一度もない子で・・・
その分、無理をさせていたのではないだろうか・・・と、思っています。

もっと、もっと、
わがままを言ってもいいんだよ！って、言った事もありました。


シェラが大好きで、大好きで

体の一部を持って行かれてしまったような喪失感で、いっぱいです。


急変し、退院してからの10日間
どれだけシェラが頑張ってきたのか・・・
落ち着きましたら、残していきたいと思っています。




シェラの旅立ちに際して
たくさんのメールやライン、お悔やみの言葉、ありがとうございます！

私たち家族の写真と一緒に、
大切に持たせてあげることが出来ました。





ミッキー（ベイリー）ままさん


 


りーたんママさん





ハルくん、ルイくんママさん





姉ね





Yくん





ありすママさん





ごん太ママさん





くーちゃん・ベンツちゃんママさん





こも母さん





ケイティママさん





レイシスくん





シェラを最後まで診察してくださった小出先生

綺麗なお花、本当にありがとうございました！





たくさんのお花に囲まれて、
旅立たせてあげることがで出来ましたことに心から感謝いたします！










シェラを可愛がってくださった皆さん、
ほんとに、ほんとうに、ありがとうございました！